アッパーの革は班模様が特徴的なILCEA社製 Horse Radicaが使用されています。
履き始めを記事にしていなかったので、4回履いた印象等を書いてみたいと思います。
基本スペック
- ブランド:RAYMAR(レイマー)
- デザイン:ストレートチップ
- 製法:ハンドソーンウェルテッド
- ソール:レザーソール/半カラス/ヒドゥンチャネル仕様
- 甲革:ILCEA社製 Horse Radica カラー:ダークブラウン
- サイズ:24.0cm
- 価格:19,800円(税込)※
甲革の ILCEA社製 Horse Radicaはムラっけのある班模様がとても美しく、独特のツヤ感が私はとても好きです。
あえて難点をあげるとすれば、この革は生産過程で油分を多く使用しているため、4回ほど履いた今でも結構油分が浮き出てくるような感じで、ちょっと曇りやすいことでしょうか。
この革の特徴に関しては製造元、(有)サンレイさんの大石さんのブログによると、「コードバンフィニッシュが施された牛革(コードバン風牛革)」で、通常の乳化性クリームやリムーバー、ワックス等も普通に使える、ようです。
ケアに相性が良いのは、「コロニル 1909 シュプリームクリーム」とのこと。
私も持っていたので使用してみると、たしかに曇りも消え、美しく輝きムラ感もたまらなくなります。
その大石さんのブログですが、上記のように製品情報や販売情報、新製品情報がアップされますし、大石さんのキャラがとっても面白いのでぜひご覧いただきたいです。
9月25日のブログには、価格改定に関しての記事もアップされています。
大石さんのブログ↓
Raymar Shoes Diary
また購入は2018年10月現在、原則的にはYahooショッピングサイトでの販売のみになっています↓
RAYMAR SHOES SHOP
デザイン
基本中の基本、ストレートチップですがややロングノーズな印象。
ロングノーズが苦手な方もいるかと思いますが、そこまでロングでもなく、つま先がとんがっているわけでもないため、どなたでも比較的受け入れられやすいのではないでしょうか?
個人差があるのでなんとも言えませんが、私は全然OKです(そもそも私はロングノーズに苦手意識はありませんし)。
サイズ感
ウィズ(横幅)感
個人的な感想になりますが、私がよく履いている靴と比べると、スコッチグレインのシングルEよりは広く、3Eよりは狭い印象です。Yahooショッピングの商品詳細にもありますが、多くの方にフィットする木型ではないでしょうか。
ヒールカップ
これも手持ちのスコッチグレインのウィズ:シングルEの靴と比べても、程良く絞ってありカカトのホールド感はとても良いです。
縦のサイズ感
私はRAYMARの外羽根ウイングチップ(フルブローグ)も持っています。その木型5722の24.0cmが私のジャストサイズで、持っている靴の中で一番フィット感が良いです。
それと比べると同24.0cmではありますが、ロングノーズな分だけ長い印象です。
試していないので確かなことは言えませんが、ハーフサイズ下げても良かったかなぁと思っています。
この靴は簡易試着サービスのアシーレで試していなかったので、やはり木型が違う靴を購入する際は、今度からアシーレでちゃんとサイズ感を試そうと思いました。
※アシーレに関しては、下記記事で書いていますのでよろしければ↓
RAYMARのウイングチップ(フルブローグ)を購入してみた!!コスパが良ぃ〜
ただ、既述のようにヒールカップのホールド感は良いですし、ハンドソーンウェルテッドらしく履き始めから履き馴染みも良いです。
補強について
つま先ラバー補強
私はRAYMARに限らず、どのメーカーの革靴も履き始めのつま先の削れが酷く、購入してすぐにつま先を補強します。このストレートチップも同様に、すぐにつま先をラバーで補強しました。 これでしばらくは大丈夫でしょう↓
靴紐交換
補強というほどでもないですが、靴紐を純正から紗乃織靴紐(さのはたくつひも)に交換しました↓たまたまブラウンの紗乃織靴紐(さのはたくつひも)が手に入ったので付け替えました。
純正も丸紐だったのであまり変わりませんが、お高い靴紐に変えて自己満足に浸っております。
現状こんなところですが、今後どう育っていくのか、非常に楽しみな靴です。
この靴をもっと履きたいのですが、最近雨の日が多く中々履けていません。
いつも家から出る際、シューズラックから出して、この靴の美しさを見てニヤついてから出掛けるという、気持ちの悪いことをしているここ数日間です。。。