コストパフォーマンスが良すぎる革靴、RAYMAR(レイマー)を知ったのはインスタです。 履いている方のpostを見て興味を持ちました。
そのRAYMARを企画・製作している有限会社サンレイさんもインスタを利用されていたのでそこからHPにとび、ブログ等も拝見してこれは是非手に入れたいと思うようになりました。
有限会社サンレイ
有限会社サンレイさんは 静岡県焼津市にある靴メーカーで、実店舗はなくYahooショッピングで販売されています(2018年4月25日現在)。そこで展開されているの靴のブランドがRAYMAR(レイマー)です。
スタッフの大石さん自身の営業マン時代の経験から、「価格は抑えようとも品質は落とさない」をこだわりにコスパ最強の靴を展開されています。
私のような安月給のサラリーマンにはありがたいメーカーです。
RAYMAR(レイマー)ウイングチップ
今回購入したウイングチップの主なスペックは下記です。
- ブランド:RAYMAR(レイマー)
- 木型:5722
- 靴型:外羽根ウイングチップ(フルブローグ)
- レザー:ワインハイマー
- ソール:レザーソール/半カラス/ヒドゥンチャネル
- 製法:ハンドソーンウェルテッド 九部仕立て
- ウェルト:平ウェルト
- サイズ:24.0cm(US6)
- 価格:17,800円(税込、送料込)
側面↓
このスペックと品質でこの値段は安すぎです!ハイコストパフォーマンスです!!利益があるのか心配になるくらいです。
このコストパフォーマンスの良さの主な理由は下記のようです。
- 生産を中国工場で行い、各工程で厳しい日本基準の検査を経て完成させ、直接工場から仕入れ流通コストを削減
- 箱など靴以外のものに極力コストをかけず、その分製品に還元
- Yahooショッピング(通販)のみで販売し人件費削減
ちなみに、今回私が購入した靴はYahooショッピングで販売している現行のものではありません。
現行の外羽根ウイングチップはウェルトがストームウェルトなのですが、私が購入した靴は平ウェルトとなっています。
それ以外はYahooショッピングで販売している現行のものと全く同じです。
※2018年0424現在は売り切れが多い状態ですが、Yahooショッピングのレイマーショップは下記です↓
RAYMAR SHOES SHOP
オフィシャルブログによると、ストームウェルト仕様の現行のウイングチップを作る際に平ウェルト仕様も作ったそうですが、両方販売すると紛らわしくなるため、途中で生産をやめたそうです。
それをブログで、「会社に眠ったままにしておくのはかわいそうなので欲しい方は連絡を」、とあったのでメールで直接連絡し、購入に至りました。
現行のウイングチップはYahooショッピングで見ると18,800円(税込)ですが、今回は1,000円安い17,800円(税込)で購入できラッキーでした!
そんな情報やRAYMARの靴のこと、靴・ RAYMAR愛溢れるおもしろ記事など、オフィシャルブログを見たい方はコチラ!
2018年0424現在、Yahooショッピング店では売り切れが多く、このブログに販売時期や生産についての情報も発信しているので、興味があったり購入を考えている方はご覧になってみては。
単純にブログ自体が面白いですし(笑)
※2018年10月1日追記。
9月25日のブログによると、2018年11月販売分より価格改定とのこと。
RAYMARの靴作りにはかなりの技術が必要となり、今後その靴の安定供給と品質維持をするため 、それを支える熟練工員の方々や工場への還元、及び材料費が高騰している現在でも品質を落とさず高品質な靴作りを、長期的な視点で考えた末の決断とのこと。
それにより、2018年11月分販売分より、ハンドソーンシリーズが25,400円(税込/送料込)になるようです。
個人的には、それでも適正価格より安いと思います。今までの価格が安すぎましたね。
今後のRAYMARには必要な価格改定だと思いますし、その金額でも十分満足できる靴だと私は思います。
価格改定に伴い、商品ラインナップも今後一新するそうですので、RAYMARに興味のある方はぜひ、ブログを見てください。
RAYMAR_Official_Blog
革質
この靴のアッパーで使用している革は、ワインハイム社のボックスカーフとのこと。素人の私が言うのも恐縮ですが、革質はとてもこの金額のものとは思えない質感の良さです。ブラックカラーがとても綺麗でツヤ感もあります。
磨きたくてウズウズしてきますね!
他の靴では、 ILCEA社製 Horse Radicaやデュプイ社製ボックスカーフなども使われています。お値段は、今回紹介した靴と大きく変わらずに。
ソール
レザーソールです。高級靴によく見られる半カラス(ツートンカラー)仕上げにヒドゥンチャネル仕様となっています。
ヒドゥンチャネル仕様とは、ソールを見たときに革底を縫い付けている糸を見えなくする仕様で高級感や気品が高まります。
逆に糸が見える仕様をオープンチャネルと言います。
ソールの中央にはハンドソーンの文字が見えます↓
レザーソールだけでなく、ゴム底の「レインシリーズ」と呼ばれている靴もあります。
中敷
小窓も付いています↓
中底も牛革↓
アシーレでサイズ感の確認ができる
ネットで革靴を買うのは試着ができないのでちょっと怖いですよね。
そこで始まったのが「RAYMARアシーレサービス」です。
各靴の木型から手製のビニール靴を作り、郵送してくれるというサービスです。私も事前に木型の違う2足分のアシーレを申し込み、サイズ感の確認をしました。
下記写真の「5722 6 左」と書かれた方が、今回購入したウイングチップ用です。木型が5722でサイズが6(USサイズ表記なので24.0cmですね)の左足用、という意味です↓
実際の木型からおこしたものなので大体のサイズ感は確認できます。
自分の足を入れた写真はちょっと綺麗ではなかったので、シューツリーを入れてみました↓
こんな感じで実際に履いてみてサイズ感を確認し、問題なさそうだったので購入に至りました
実際に届いたRAYMARウイングチップを家で試着したところ、サイズ感はバッチリです。あとは実用してみてどうかというところですね。
もちろん靴を買う際、本当は試着して確かめるのがベストだとは思いますが、何も情報がないより全然良いと思います。
レイマーの靴の購入を考えている方は、後悔しないためにも試すべきです。
しかもこのアシーレ、返送は不要で費用もかかりません(2018年0424現在)。
レイマーのオフィシャルページからアシーレ応募フォームを開き、必要事項を記入しメールをするだけです。
オフィシャルページはコチラ!!
※上記の写真はアシーレ初期の写真で、その後かなりブラッシュアップをされたようです(20180828現在)。
RRVO(RAYMAR Reflect Voice Order)
RRVOはユーザー参加型の企画です。この記事を書いている今現在、第4回RRVOが開催されています。
まずオフィシャルページからRRVOの掲示板にとびます。
そこで製品化してほしい靴のデザインや仕様、革などを書き込み、それをもとにスタッフの大石さんがデザインをおこします。
そのデザインに対して、ユーザーの投票(予約)数によって製品化が決まる企画です。書き込みは任意で、投票(予約)するだけでもOKです。
面白い企画ですよね。
私が思うRAYMARの魅力は、靴の仕様やコスパの良さだけではありません。
メーカーの靴・靴作りに対する姿勢(愛情?)や、上記のような企画からもわかるように作り手とユーザーの距離が近いことが一番の魅力ではないでしょうか。
RAYMAR(レイマー)のウイングチップ(フルブローグ) 購入4ヶ月レポート!!
RAYMAR(レイマー)のウイングチップを購入して約4ヶ月レポート!!
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