7月に新宿伊勢丹メンズ館で購入したシェットランドフォックスのインバネス伊勢丹別注。履き降ろす前にヴィンテージスチールを装着しました。
履き始めは特に削れやすいつま先、私はいつもはトゥスチールではなくラバー素材で補強することが多いのですが、今回は耐久性を重視しました。
ヴィンテージスチール
新品の革靴は返りがついておらず、つま先が削れやすい。特にグッドイヤーウェルテッド製法の靴はその製法上返りが悪いのでなおさら。
もちろん新品でなくても、私のようにつま先で地面を強く蹴る歩き方をしていると結構すぐに削れてしまいます。
それを放ってしまいソールを通り越してウェルトまで削れてしまうと、修理も費用も結構大変です。
それを防ぐため金属製のトゥスチールで補強しました。
今までメジャーどころのヴィンテージスチールと、基本的にソールを削り込まないトライアンフの「ジェリーフィッシュ」で補強したことがあるので、今回は金メッキと台形型が特徴的なトライアンフのトゥスチールにしようかと考えていました。
が、しかし何百円か安かったのでヴィンテージスチールにしました(笑)。
ちなみに、トゥスチール以外にもラバー素材や、削れてしまった後だと革素材で補強することができます。トゥスチールの場合、歩き方にもよると思いますが地面を蹴る時にカチカチした音と金属感が私は少し苦手で、いつもはラバー素材で補強します。
ただ、やはり耐久性はダントツでトゥスチールの方が良く、結果的にコスパが良いので今回はヴィンテージスチールにしました。
ちなみに金額感で言うと、お店にもよりますがヴィンテージスチールの方がラバー素材より1,000〜1,500円ぐらい高いですかね。同じトゥスチールでも台形型のトライアンフだと、さらに500〜1,000円ぐらい高いお店が一般的かと思います。
ラバー素材で補強
釘打ち入りだとこんな感じ↓
釘打ちするとラバーがより剥がれにくくはなりますが、ちゃんとしたお店で修理すれば釘がなくても基本的には剥がれません。
真鍮製もある
珍しい素材だと真鍮製もあります↓耐久性はラバー素材よりは高いですが、トゥスチールには劣ります。その代わり、どんなに削れても金色が続きます。それが個人的に好きです。他人からはあまり見えない部分ですけどね。
靴紐交換
【Before】
【After】
焦茶色のロウ引き丸紐×ピンクゴールドの金属セル、です。自分では良い感じになったと思います。自分としては。
金属セルをつけるつけないは別にして、長く同じ靴紐をつけている方は、例えば丸紐から平紐に、色をブラックから濃紺に、等ちょっとした変化をつけて交換するだけで雰囲気がかわり気分もかわりますよ。
また、靴紐がへたってきたら同じ形状でも単純に新しくするだけで、靴がリフレッシュした印象を受けますのでおすすめです。
シューツリーはディプロマット ヨーロピアンが合いそう
手持ちのシューツリーに合いそうなものがなかったので、新しく購入しました。シダーウッドで消臭効果も期待できそう。
カカト部分が大きすぎると、靴に芯が入っていても広がって型崩れする可能性も無きにしも非ずですが、これぐらいの大きさならその心配はなさそう。
実際にはめてみても問題なさそう↓
サイズはインバネスが6、ディプロマットは39でちょうど良いテンションがかかっています↓
ボールジョイント部〜甲の高さは少し足りない気がしますが、これぐらいなら及第点↓
シューツリーを入れると革靴がより格好良く見えません?
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