2020年9月、アウトレット店で購入したスコッチグレインの0977。レギュラー品のモデナのアウトレット企画品です。靴磨きしたついでに、購入して約10ヶ月経ってこの靴にどんな変化があったか確認します。
この靴の基本スペックは下記購入記事をご参照ください。
●購入記事↓
スコッチグレイン モデナアウトレット企画品を購入! ミュージアムカーフが美しい!!
ミュージアムカーフを使用したスコッチグレインの革靴をアウトレット店で購入しました。ムラ感のあるアッパーと特徴あるデザインが、とても印象的です。
スコッチグレイ 0977用にシューツリーと靴クリームを購入!!
スコッチグレインのモデナアウトレット版に合うシューツリーと靴クリームを検討した結果、コレにしてみました!
靴磨き
まずは靴磨きについてです。スコッチグレインの革靴全体に言えることですが、とても光りやすいです。革質が良いのはもちろんなのですが、製造の仕上げによるものなのか、ワックスが乗りやすくすぐに光沢がでます。シャインオアレインは別として。
使用したシューケア用品
- クリーナー:BootBlack ツーフェイスプラスローション
- 靴クリーム:ジュエル VIOLA(ヴィオラ) シュークリーム
- ワックス:BriftHオリジナル THE WAX
- ソールコンディショナー:BootBlack レザーソールコンディショナー
靴クリームは(株)ジュエルのヴィオラ シュークリームを使用しています。このクリームはMade in Japanで染料タイプのクリームです。
ギラついた光沢というより、自然な光沢感がでるクリームです。自然な光沢というとあまり光らないような印象を受けるかもしれませんが、靴磨きしたな、という光沢はしっかりと出ます。
革の本来の光沢感を楽しみたい方にはおすすめのクリームですね。ちなみにこの靴にはダークバーガンディの色を使っています。
10ヶ月後レポート
10ヶ月経ちましたが、実はあまり履けていません。
コロナ禍でリモートワークが増えて、履く機会が限られてしまったからです。ただでさえ複数の革靴をローテーションしているので、中々出番がまわってきません。ローテーションせず履く頻度を増やせば良い、と言われそうですが他にも履きたい革靴があるのでそこはしょうがないです。
とは言え、新品からの変化は出てきているので見ていきます。
アッパー
シワができて新品の状態から少しだけ表情が出てきました。
ちなみにこの靴は、スコッチグレインのレギュラー品「モデナ」のアウトレット企画品で、モデナよりも甲部分が低い作りになっています。ストラップ部分が結構低いのでギチギチです。履きこめば革も柔らかくなり、中底も沈みこむのでもう少しマシになるはずです。
イタリア ゾンタ社の「ミュージアムカーフ」、ムラ感のあるボルドーカラーがこの靴の大きな特徴です。職人さんが手作業で色づけしたアッパーは何とも言えない美しさを感じます。
つま先(ソール)
スコッチグレインのレザーソールの革靴は、つま先部分がデフォルトでラバー補強されています。あまり履けていないこともあり、削れやすいつま先もまだまだ削れていません。
カカト(ソール)
カカトは少し削れていますかね。
スコッチグレインのトップリフト(ソールのカカトと地面の接地部分)は、レザーソールでよくあるレザーとゴム素材のコンビではなく、基本的には全体がゴム素材となっています。
ちなみにこの靴のトップリフトはスコッチグレインのオリジナル↓
このミュージアムカーフのアッパーが履き込んでいくとどんなエイジングをしていくのか、とても楽しみです。ソールの削れはまだまだ少なく修理は当分必要ないですね。
シューツリー
この靴は既述したように、レギュラー品のモデナより甲が低く作られているため木型に合うシューツリーが中々見出せず、最初は汎用性は高いがこの靴にジャストフィットとは言えなかったマーケンのものを入れていました(0977前回記事参照)。
今はさらにフィット感が良いシューツリーを見つけたのでそちらに変えています。NEXT FOCUSオリジナルのブナ素材のシューツリーです。
甲部分、特に下記写真で親指で押さえている箇所が他に所持しているものよりやや低めで、紐靴であればその紐部分に無理なテンションがかからず型崩れしにくいと思われます。かつ良心的なプライスです。
次は購入して1年後にまた経年変化を見たいと考えています。
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