2020年2月に中古で購入したエドワードグリーンのドーバー。
価格が2万円代だっただけに、履き始める前にかなりの修理が必要でした。一番の修理は以前に記事にしましたが、右足のクラック修理です。
その記事はこちら↓
エドワードグリーンのドーバーをヤフオクで格安にて購入。クラック修理が必要だったので、浅草コブラーさんにお願いしました!
オールソール
ソール自体はまだ修理の必要はありませんでした。
ただ、クラック修理のブログにも書きましたが、その修理をするためにはオールソールが必須でした。
手縫いと機械縫いを選べましたが、私は機械縫いを選びました。金額で言えば手縫いの方が高く丁寧に仕上げてくれるとは思いますが、機械縫いでも十分丁寧で綺麗に仕上がっています。
ヒールトップリフト
オールソールしたので当然ながらヒールトップリフトも新しくなります。
色々な選択肢があるのですが、私が選択したのはフランスのメーカーTOPYのゴム素材のもの。メジャーどころのVibramもありましたが、TOPYのこのデザインがなんとなく気に入りました。
私は、革底に慣れていない時に派手にすっ転んだ経験から、トップリフトを交換する際は基本的に全ゴム素材を選びます。革底が滑るのは、歩く時に最初に地面に設置するカカト部分が滑ることが大きな理由なので(だと思います)。
今は慣れてラスター(革×ゴム)でも滑りませんけどね。
ちなみに、釘打ちはサービスでした。写真以上の数や装飾は有料だったと思います。
つま先補強
私はつま先でかなり強く地面をける歩き方のため、すぐにつま先が削れてしまいます。そのためオールソールに合わせ補強しました。
写真の3点釘打ちはサービスです。これ以上の釘打ち装飾は有料だったと思います。
私は選択しませんでしたが、メタル素材も複数の中から選べました。
インソール
もともとのソックシートがボロボロだったため、修理をお願いした浅草コブラーさんの焼き印入りに変えていただきました。
もともとのソックシートはこれ↓
純正のロゴも残るなら残したいところですが、さすがにここまで痛むとね。
腰裏修理
腰裏(カカト部の内側)も両足とも擦り切れて破れていたので、上から革を当てる修理を施しました。ちなみに、この部分が破れる理由は靴と足のサイズが合っていないことが多いです。
特に靴のサイズ感が大きいと、歩くと足のカカト部分と靴の内側が擦れて負担がかかり破ける、ことが多いようです。
中板
写真はありませんが、中板も痛んでいたため修理しました。約3mmの革になります。靴の裏側革あて補修
これも写真はありませんが、靴の裏側の小指部分が両足とも破れがあったため、内側から革を当て補修しました。修理によって、、
クラック修理を含めると、定価で約3万円ほどの修理でした。購入価格より高くなりましたが、おかげで見た目も含めまだまだ履ける状態になったと思います。ただ、腰裏補修や裏側の革あて補修で、靴の内側に革を結構当てたためか、もしくはオールソールの影響からか、またはその両方からかジャストサイズで履けていたサイズ感が修理前よりきつくなりました。
それにより残念ながらあまり履かなくなり、修理・補修後からたぶん7〜8回くらいですかね、きついながら頑張って履いたのは。
もっぱら靴磨き用と化してしまいました。お手入れは良くしているのですが、う〜ん、もったいない。
もったいないので、履いていただける方探してメルカリに出品してみました。どなたかよろしければ。
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