車で家から近いただっ広い自然公園みたいなところで、レジャーシートを敷いて木陰で磨いてきました!
青空靴磨き_持ち物
- レジャーシート
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ
- フィニッシングブラシ
- クリーム付ブラシ
- クリーナー
- 乳化性クリーム
- ワックス
- ウェス
- ネル生地
- ハンドラップ
細かく言うと、豚毛ブラシと乳化性クリーム、ワックスは黒靴用と茶靴用の2種類、クリーナーもワックス用と全体用の2種類用意しました。
それを家にあった使っていない工具入れに入れました。
家で靴磨きする際は、硬めのワックスと柔らかめのワックスを併用することもあるのですが、荷物が多いと工具入れに入りきらなかったので、できるだけ少なくして上記のようになりました。
磨いた革靴
- スコッチグレイン 「匠シリーズ_HG-9100」
- JOSEPH CHEANEY / ジョセフ チーニー「ブロードⅡ」
本当は上記と茶靴含め、合計5足持っていったのですが、ちんたら磨いていたら2足しか磨けませんでした。
天気もよく、気温もそこまで高くなく、風も気持ち良く、静かな環境がそうさせたということで、磨ききれなかった靴は次回に。
スコッチグレイン HG-9100 靴磨き後
磨く前の写真を撮っていなかったので磨き後の写真です。
スコッチグレインのアウトレットで購入した限定企画品、HG-9100です。オデッサのダブルモンクと同じ木型になります。
ダブルモンクストラップで脱ぎ履きがしやすいため、長男の保育園の送迎日に登板することの多い靴です。
アッパーのレザーはワインハイム社の上質な仔牛革を使用されているとされ、きめ細かい革質のためか、とても光やすい靴です。
チーニー「ブロードⅡ(BROADⅡ)」靴磨き後
ブロードⅡはチーニーの中でシティコレクションと呼ばるラインで、このウイングチップ(フルブローグ)以外にも同木型で、ストレートチップの『ライム(LIME)』、クォーターブローグの『フェンチャーチ(FENCHURCH)』等があります。
他のモデルと比べると、
- ノーズが長めでシャープな印象
- ウィズは少し広め
- 甲も少し高め
- ヒールカップもやや大きめ
※チーニーの125ラストの『アーサーⅢ(ARTHURⅢ)』と履き比べた印象です。
金額的にチーニーの中ではエントリーラインになるんだろうと思います。
とは言え、製造の全行程をノーザンプトンにある自社工場で行なっているジョセフ・チーニーの靴です。
メジャーな英国靴の中では比較的手に入れやすい価格なので、木型が合えば満足感のある革靴ではないでしょうか。
使用したケアグッズ
BriftHオリジナル靴クリーム
カラーはブラックを使用。
化粧品会社と共同研究して開発されたクリームとのこと。伸びがよく塗りやすく、革がプルプルになるクリームです。
サフィールノワール ビーズワックスポリッシュ
私が一番愛用しているワックスです。ただ光るだけでなく、上品な輝きが気に入っています。
よく新しく油性ワックスを購入したらⅠ週間ほど蓋を開けて乾燥させて使う、という方も多いと思いますが、私は乾燥させず使っています。
乾燥させて使っていたこともあるのですが、私には乾燥させないほうが使いやすいことがわかったので、今では新品を購入しても乾燥させていません。
硬いワックスを使いたい時は、硬めのYAZAWAのワックスやBriftHさんの「THE WAX」を使うようにしています。
江戸屋の手植え豚毛ブラシ
説明不要のブラシですね。
いまサイトを見る限り靴ブラシについては販売されておらず、再販の目処は立っていないとのこと(2020年6月現在)。
もちろん靴ブラシ以外のブラシは販売されていて、私も実店舗でお風呂を洗うブラシを購入して愛用しています。
お風呂洗い担当ととして。
青空靴磨きをしてみて思ったこと
まず気持ち良いですね。
この日は日陰ならそこまで暑くなく、強風でもなく無風でもなく木陰にいると涼しく心地良い風を受けながら、イヤホンで音楽を聴いて磨きました。
それと革の状態や靴クリームの浸透具合、ワックスの乗り方・光り方が、我が家の薄暗い玄関で見るよりわかりやすかったです。
玄関のライトの下で磨くと、なかなか良い輝きのある磨きができたな、と思っても次の日履いて外に出ると、思ったほどでもなかった、ということもよくありましたので。
今回公園で磨いたのですが、同じ外でも自宅のベランダや庭で磨くのとはちょっと違って、非日常感というか普段あまりないシチェーションで磨くのも、気分転換になって良かったのだと思います。
青空靴磨きの注意点(個人的に)
- 椅子や座布団が必要
- 暑すぎるとワックスが溶けそう
- 磨く靴は同色で揃える
- 視線がほんの少しだけ痛い
- たまにサッカーボールが飛んでくる
1.椅子や座布団が必要
芝生のような草むらにレジャーシートを敷いて磨いたのですが、途中からお尻が痛くなりました。。
2.暑すぎるとワックスが溶けそう
この日は大丈夫でしたが、5日後に同じ公園でまた磨いた際、その日は暑くてワックスがいつもより柔らかくなっていました。
もう少し暑かったらトロけていたのではないかと。ワックスを乾燥させている人や硬めが好きな人は注意ですね。
3.磨く靴は同色で揃える
既述しましたが、この日、黒と茶色の革靴を合計5足持っていきました。そのためワックスや靴クリーム、豚毛ブラシを2色分用意しました。
持ち物が多すぎると準備も持っていくのも大変なので、同色で揃えてワックス等も1色分にすれば良かったと途中で感じました。
結局ゆっくり磨いていたら、黒の2足しか磨けなかったですし。。
4.視線がほんの少しだけ痛い
平日だったので人は少なかったのですが、やはり他人の視線は少し浴びます。お前こそ何やってんの、みたいな方からも。。
靴磨きブームと言われる(?)昨今ですが、まだまだニッチなのでしょう。
5.たまにサッカーボールが飛んでくる
平日とは言え新型コロナウイルスの影響で、中高生が休校中で何名かでサッカーをしていました。一度だけボールが飛んできました。
はい、私もサッカーが好きです。経験者です。公園はみんなの場所です。それくらいでは怒りません。
と、まぁ今後に課題(?)を残しつつも、時間を忘れて久々に靴磨きに没頭できたとても良い時間になりました!
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