前回の記事から時間があいてしまいましたが、タイトルの通り、写真を何枚か撮っていたので記事にしたいと思います。
今まで何度か革靴の丸洗いの経験はありますが、茶色の靴は初めてです。
購入したチェットウィンドに使われている、ネバダカーフ特有のムラ感のある革だったので自分で行いましたが、茶色の靴の丸洗いはそのムラができるのが怖くて今まで手をつけたことがありませんでした。
今回の丸洗いも写真で撮ったので一応載せますが、自分で行う場合はリスクもあるので、プロに依頼することをオススメします。
素人の趣味で行ったことですので、参考にはしないようにしてください。。
※内容的には以前記事にしたスコッチグレインの記事とほぼ同様です。
クリーナーで古いワックスやクリーム、汚れを落とす
これはそのままですので写真はないです。ワックスやクリームが残っていると水が浸透せずにムラになりやすいので、クリーナーでしっかりと落とします。
ただこのチェットウィンド、もともとワックスもクリームもそこまでについてはいませんでした。
前の所有者はあまりケアをしていなかったのでしょうかね。
靴に水を浸透させる
つけ置きはしませんでしたが、革にしっかりと水を浸透させていきます。今回はお湯ではなく、水です(冷たかった、、)。
お湯でなかった理由は次の行程で。
レザーシャンプーで汚れ落とし。特に靴の中!
今回使用したのはAmazonで1,000円ぐらいで売っていた上記写真のレザーシャンプー。
今まで、サドルソープや家のボディーソープで洗ってきましたが、今回はなんとなくレビューも良かったので上記を使ってみることに。
専用のスポンジで泡立たせて優しく洗っていきます↓
このレザーシャンプーの説明書に、水、で洗うよう強調されて書いてあったので、真冬の冷たい水で洗いました。。お湯じゃダメなのかなぁ。。
靴の外側はもともとワックスや古いクリームが乗っていなかったことと、汚れはクリーナーでしっかりと落としていたため、そこまで汚れが浮き出てくることはありませんでした。
ちなみに、私が丸洗いで一番落としたいのは靴の内側の汚れです。
もちろん私もですが、やはり靴の中の衛生状況は決して良くはないと思うんです。
それで中古靴ということもありますので、外側というよりは靴の内側を私は重点的に洗いました。
中古靴やヴィンテージシューズを販売しているショップで、売りに出す前にそういったケアをしっかりとしていたとしても、気分的なものもありますしね。
シャンプー後は泡が残らないように念入りに洗い流します↓
洗い流した後はタオルで水分をしっかりと拭き取ります↓
浴室乾燥機で乾燥
タオルドライが終わったら新聞紙を詰めて、シワを伸ばし形を整えて乾燥させます。
乾燥に関しては、本来は風通しの良い場所で陰干し、が良いのだと思います。
ただ、外はまだまだ寒いですし乾くのに相当時間がかかりそうなので、私は浴室乾燥機で乾かしました。。
まず30分ほど浴室乾燥機に入れて、その後一度新聞紙を新しいものに交換しました。
再度形を整えてまた浴室乾燥機に↓
さらに2時間後、新聞紙を取り今度はスコッチグレイン純正のプラスチックシューキーパーを入れて、アッパーのシワを伸ばしてまた乾燥↓
この靴はアッパーに段差のようなシワがくっきりと入っていたので、少しでも復活させようとシワをしっかりと伸ばして乾燥させました。
一度入ったシワが取れることはないにせよ、段差のようになっていたのを少しでも軽減できればと思いました(結果、結構軽減できました)。
このまま2時間ほど乾燥。
これで靴も乾いたので、浴室乾燥機から出しクリームで保湿していきます。
反省点としては、ちょっと乾燥させすぎたように思います。靴の中のライニングがかなり乾燥が進んでしまいました。
スコッチグレインのシューキーパーを入れた時点で、一度ライニングだけでもデリケートクリームで保湿すればよかったかな、と。
M.モゥブレィのデリケートクリームで保湿
購入した当初からカサつきがちだったこともあり、乾燥後はデリケートクリームをかなり使い保湿しました。一度靴全体に塗り込んで、もう片方に塗り込んでいるうちに、最初に塗った方がすぐに乾燥する状態でした。
多分7〜8回ぐらいそれを繰り返し、ようやくもっちり感が出てきました。
その後はサフィールノワール クレム1925のライトブラウンで磨き上げました↓
クリームとブラッシングで、細かいスレやキズはそこまで目立たなくなり光沢感のある靴になりました↓
ちなみに、靴の外側だけでなく内側にもデリケートクリームを塗り保湿をしました。
既述の通り、ライニングが結構乾燥してしまったので、、
ただ、アッパー等外側には丸洗いによるムラは見られなかったので(目立たないだけかもしれませんが)、まぁ良しとしましょう。
以上、チャーチ チェットウィンドの丸洗いについてでした!
最後に繰り返しますが、この記事の内容は参考にせず、丸洗いされる方は自己責任でお願いしますね。
Before/Afterは前回記事をご覧ください↓
Church's(チャーチ)のChetwynd(チェットウィンド)を中古で購入して丸洗いして磨いてみた!!