この靴の特性上、雨の日に履くことがほとんど。
負担を最もかけている靴の一つであるこの靴を、丸洗いしてスッキリとさせようと思ったわけです。
特に靴の中。
雨の日は湿度も高く、決して靴の中が衛生的な環境とは言えず、負担も大きいだろうと。
記事にしたのは初めてですが、靴の丸洗いについては今回で5回目。
記事にしておいてなんですが、あくまで素人が趣味で行った丸洗いで、丸洗いそのものや今回の手順・方法が、本当に革靴にとって良いケアなのかどうかはわかりません。
ですので、決して参考にはしないようにお願いします。
あくまで、こんなことをしている人もいるんだな、ぐらいで読んでいただけたら幸いです。
① ブラッシングとクリーナーで汚れ落とし
まずはいつものケア同様に、馬毛ブラシでブラッシングし塵やホコリを払い落とします。その後クリーナーでワックスや靴クリームを取り除きます。
いわゆるすっぴん状態↓
② 45℃のお湯に約5分間つける
※上記写真では深さが足りず、途中で横向きにして靴に中にお湯がしっかりと入るようにしました。でも外は寒く(庭の水場で実施しています)水温がすぐに下がりそうだったので、それより少し暑くしました。
5分間にも特に深い理由はありません。それぐらいつけておけば靴の中にも浸透するかなぁ、ぐらいな考えです。
③ M.モゥブレィのサドルソープで靴の汚れを取り除く
今まで丸洗いした4回のうち、1回はこのサドルソープで、後の3回はその時にお風呂場にあったボディソープを使いました。
サドルソープには賛否両論があるようですが、まだ1回しか使っておらず、もったいないので今回は使ってみることに。
サドルソープを泡立てる
本当は専用のスポンジがあるのですが、いつの間にかなくなっていたので、家にあったスポンジを使うことに。サドルソープの容器に直接、十分に湿らせたスポンジを入れ円を描くように動かし泡立てます↓
↑以前専用のスポンジを使った時は、もっと泡立った記憶がありますが、まぁ良いでしょう。
サドルソープで靴を洗う
↑ここではスポンジの泡を乗せるぐらいなイメージです。負担の大きい屈折部分にもしっかりと泡を↓
泡を靴に乗せたら、それを手を使って全体にヌリヌリして汚れを落としていきます↓
もちろん靴の中もしっかりと。靴の中の汚れこそがっつりと落としたいので、スポンジでしっかりと洗いました↓
サドルソープをしっかりと落とす
つけていたお湯でサドルソープを落としていきます↓無色透明だったお湯がこんなに濁りました。。
クリームやワックスが残っていたことと、単純に汚れがひどかったということですかね。
さらに水道水で中も外も残った泡をしっかりと洗い流します↓
サドルソープには保湿成分が含まれており、泡は若干残すぐらいに作業する、とされていますが私はしっかりと洗い流します。
理由は、個人的な考えなので正しいかわかりませんが、保湿成分があるのなら革の中に浸透しているはずなので、あえて革の表面に残す必要はない、と考えたからです。
それに、あの濁ったお湯を見ると、今回は泡を残すと汚れも残すことになると考えしっかりと洗い流すことにしました。
タオルでしっかりと水分を拭き取る
泡をしっかりと落としたら、タオルで水分を拭き取っていきます。
水滴が残ることなくしっかりと↓
靴を乾燥させる
新聞紙を詰めて風通しの良い日陰で30分
靴の中に新聞紙をぎっしりと詰めて形を整え、日陰で30分くらい乾かしました。
新聞紙を変えて浴室乾燥で1時間乾燥させる
新聞紙は30分ぐらいで一度変えました。
水が溜まっているつま先やかかと部分の吸水で、新聞紙がふにゃふにゃになっていたからです。
新聞紙を詰め替えたら、1時間ぐらい前から浴室乾燥機をつけたお風呂場で乾燥させました。
今までの丸洗いでは、風通しの良い場所で陰干しをしていました。
今回のように年末年始ぐらい寒い時期では、いくら空気が乾燥しているとはいえ、なかなか靴も乾かず苦労した記憶があります。
そこで、今回は思いきって浴室乾燥機で一気に乾燥させてしまおうと思ったわけです(大丈夫かな?)。
約1時間ほど、浴室乾燥機で乾燥させました。
デリケートクリームを塗ってシューキーパーを入れて再度浴室乾燥機へ
浴室乾燥機の急激な乾燥は少し怖かったので、1時間たったら1度出して、M.モブゥレィのデリケートクリームで保湿をしました↓
保湿後、シューキーパーを入れてシワを伸ばし形を整え再度浴室乾燥機へ↓
デリケートクリームを塗ったので、少しツヤ感が出ています↓
この乾燥は2時間ぐらいにしました。
コロニル シュプリームクリーム(カラーレス)で保湿
2時間たったらまた保湿させようとコロニルのシュプリームクリームを塗りました。M.モブゥレィのデリクリで良かったのですが、なんとなくです。
そしてまた浴室乾燥へ。
靴の中、特にシューキーパーと靴の接地面の乾燥があまり進んでいなかったので、今度は新聞紙もシューキーパーも入れずに乾燥させました。
ちなみに、靴の中のブランド名などが表記されているソックシートは、味が出てきたという名の汚れ感があったので取りました。
上記写真の靴の中で白くなっている部分が、ソックシートの下に貼ってあるスポンジです。これも外そうと思ったのですが、結構しっかりと貼付されていたのでやめました。
この状態で2時間ほど乾燥。
シューキーパーをつけて2時間ほど乾燥
写真はないのですが、シューキーパーをつけて再度2時間ほど浴室乾燥させました。この段階で靴の中にもデリケートクリームを塗りました。だいたいこれで乾燥したようですので取り出しました。
取り出した直後はこんな感じです↓
シャインオアレインはもともとそこまで輝く革ではないので、写真ではあまりわかりませんが、実際に見ても、、革が蘇ったように生き生きとしている、までには残念ながら見えません。。
ただ、全体的にさっぱりとした感はありシワが伸びて全体的に引き締まった感はあります。
今回は靴の中をしっかりと洗いたかったので、そういった意味ではOKってことで。
最後にBriftHのTHE CREAMで磨く
最後に靴クリームでしっかりと磨きました。
年明けの仕事日で、まだ雨が降っていないので出番がありませんが、今年1年また雨の日のスペシャリストとして頑張ってもらいます!!
※革靴の丸洗いはリスクも結構ありますので、プロにクリーニングを頼んだ方が靴のためには良いと思います。
私も絶対に失敗したくない靴はプロに頼んでいます(シャインオアレインも失敗したくないですけどね!!)。
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