カラーはダークブラウン。
RAYMARの代表的な木型の一つ、5722が採用されています。
この木型の靴は他にも持っているのですが、相変わらず私には履き心地が良いようです。
レイマー Uチップ スキンステッチ 基本スペック
- ブランド:RAYMAR(レイマー)
- 木型:5722
- デザイン:Uチップ スキンステッチ
- 製法:ハンドソーンウェルテッド製法
- アッパー:ILCEA HORSE RADICA(イルチア ホースラディカ)
- ヒール:ピッチドヒール
- ソール:レザーソール/半カラス/ヒドゥンチャネル
- サイズ:24.0cm(US6)
写真で見るデザイン
開封してすぐに写真に撮ってみました。
まずは正面から↓
スキンステッチが素敵です。
斜め45度↓
つま先に寄ってみます↓
ヒール↓
ヒールはエレガントなデザイン。
また斜め45度(先ほどより寄りめで)↓
真横↓
横から見てもヒールはやはりエレガント。
ソール↓
ソールは縫い目を隠すヒドゥンチャネル仕様で、ツートンカラーの半カラス。高級靴によく見られるデザインです。
靴の中↓
小窓付き。サイズの6(24.0cm)とこの靴の愛称のCalaisの文字が見えます。
インソックにはブランド名が↓
履き心地
履き心地は個人差があるので、あくまで主観です。ハンドソーンウェルテッド製法らしく、軽い履き心地で最初から履き馴染みが良いです。
今後それがどう変化するかですが、9ヶ月ほど履いた同製法・同木型のウイングチップ(フルブローグ)は、最初よりもさらに馴染んできて、いま持っている革靴の中では1番履き心地が良いです。
この靴もそうなれば良いなぁと思っています。
全体的なサイズ感
いま他にUチップを持っていないので、スコッチグレインのオデッサの木型、24.0cmと比べての感想です。これも主観で個体差もあると思いますので、あくまで参考まで。
長さ
実際に履いた感じはオデッサとほぼ同じくらい。ワイズ(横幅)
シングルEのオデッサより少し幅広に感じます。カカト
オデッサよりも小ぶりに感じます。私のカカトには、レイマーのこの靴の方がホールド感は良いです。甲の高さ
ポールジョイント部分(親指の関節部分から小指の関節部分)の高さは、レイマーの方が低く感じます。ILCEA社製 Horse Radicaについて
販売元の(有)サンレイさんのスタッフ、大石さんのブログや商品ページによると、コードバンフィニッシュした、コードバン風の牛革で製造工程上、油分がすこし多めの革とのことです。※大石さんのブログ「Raymar Shoes Diary」>>>
私は、この革を使用した同じくRAYMARのストレートチップを持っているのですが、班目なデザインが特徴的で、光に当てるととても美しく輝く革で私は好きです。
下の写真は同じ革を使用したストレートチップの磨いた後の写真↓
いわゆるカーフとはまた違った風合いの革です。
磨くとカーフと違った美しさで光ります。
油分の多さについては、大石さんのブログに油分で曇ってしまうこともある、とありましたが、確かに油分は浮き出てきて、曇りやすい傾向にはあります。
ただ、他の靴と比べてすごいベタベタする、というほどのオイリーさは私には感じません。
ケア方法
これも大石さんのブログの情報ですが、通常の方法で良いようです。 私も特に他の靴と区別したケア方法はとっていません。大石さんによると特に相性が良いクリームは、「コロニル 1909 シュプリームクリーム」だそうで、多く出過ぎた油分を、このクリームで均一に馴染ませる感覚とのこと。
私も持っていたクリームなので使ってみると、確かに曇りは消え相性は良いですね。
ただ、この油分の多いと言われている革に、私は油性クリームの「サフィールノワール クレム1925」のライトブラウンカラーも使って見ましたが、それはそれでツヤ感のある輝きになりました。
クリームが浸透したらかなりしっかりと拭き取りましたが。
シュプリームクリームは結構お高いので、とりあえずは自分が持っているクリームで試して、油分が多くて困る、とか不満が出てきたら再考してみれば良いかと。
今後どんなエイジングを経ていくのか楽しみな革靴ですね。
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