IRON DRESSをパターンオーダーするためです。
それから約半年とちょっと、7月上旬についに届きました!
このご時世の中、ほぼ納期通りに仕上げていただきLEATHER PORTさんや職人さんには感謝しかないです!!
LEATHER PORT
実店舗は千葉県印西市にある「かくれ里」にあります。
今回オーダーした革靴のドレスライン『IRON DRESS』やブーツの「ZERO」、「名も無きビジネスシューズ」「名も無きウォレット」の名も無きシリーズ、その他にもベルトの「OWN BELT」のオーダーができます。
※2020年7月現在、一部製品の新規受注が見合わされています。
LEATHER PORTの代表と職人さんが、熱い思いと技術の詰まった極上のレザー製品を提供してくれます。
詳しくはHPでご確認いただけたら、それが理解できると思います。
IRON DRESS
工房が開発を重ね、約2年の歳月をかけて完成させた革靴。
ラスト(木型)が特徴的であり魅力的な靴です。タイトでフィット感に非常に優れていて合う人にはとても気持ちの良いホールド感に包まれるラストです。
オーダー方法はパターンオーダーです。
実店舗でのサイジングやフィッティングを、LEATHER PORTの代表に確認してもらってのオーダーがおすすめとされていますが、メールオーダーも可能です。
私は実店舗で直接オーダーしました。
私もオーダー時、『IRON DRESS』のサンプルシューズを数分間履き込んで、自分の足にあっているかしっかりと確認しました。
その際、別ラインの「名も無きビジネスシューズ」のサンプルシューズも試着させていただきました。
『IRON DRESS』と「名も無きビジネスシューズ」の職人さんは別の方で、それぞれが開発を重ねた特徴ある木型のため、私には前者の方は合っていましたが、逆に後者は合いませんでした。
やはりラストによって合う合わないありますので、直接オーダーして良かったです。
※2020年7月現在 『IRON DRESS』及び「名も無きビジネスシューズ」は新規受注を見合わせている、とのこと。詳細はHPでご確認ください。
IRON DRESS オーダー内容
- デザイン:内羽根パンチドキャップトゥ
- トゥの形状:セミスクエアトゥ
- アッパーレザー:ワインハンマー ボックスカーフ
- アッパーカラー:ブラック
- アウトソール底面&エッジカラー:ブラック
- 純正メタルトゥチップ:有
- オリジナルシューツリー:有
- サイズ:UK5.5
- ウィズ:Dウィズ(標準ウィズ)
- 製法:ハンドソーンウェルテッド(10部仕立て!)
ちなみに私の実店舗でのオーダー時は、メタルトゥチップとオリジナルシューツリーは追加料金なしでした!
写真で見るIRON DRESS
正面から
正面から見てもその特徴的なラストがわかりますね。
低く抑えられたボールジョイント(親指の付け根から小指の付け根付近)付近が、フィット感よく気持ちの良い履き心地です。
真正面から
この角度からも特徴的で魅力的な、職人さんが研究に研究を重ねたラストだとご理解いただけるのではないでしょうか。
横から
こちらの方がボールジョイント部の低さがわかりますかね。
また足入時に外側のくるぶしが当たらないよう、内側と外側の足入れ部分の高さに違いを作る工夫もされています。横から見ると足の内側部分が確認できると思います。
これに関しては後ほど出てくる、後ろから見た写真、を見てもらった方がよくわかります。
他にも横からの写真を載せておきます。
斜めから
この写真からは踏まず部が絞り込まれていることがわかります。これにより靴の中で足があまり動かずフィット感よく履くことができます。
後ろから
カカトに心地よいホールド感が得られるラストになっています。
また既述したように、足入れした際に外側のくるぶしが当たらないよう工夫がされています。
下の写真を見るとよくわかると思いますが、左側(足の内側)から右側(外側)にかけて、高さを斜めに入れています。
ソール
レザーソールで黒がカッコ良いですね。
よく高級靴に採用されている革底のステッチ(糸)を見えないように仕上げる、ヒドゥンチャネル(伏せ縫い)仕様になっています。
底材は実際に店舗で見させていただいたのですが、LEATHER PORTさんのHPによると、柔軟性のある原皮を用いたイタリアタンナー製の底材で、丈夫かつ足の返りがしなやかで粘り気もあるため、地面をよく噛んでくれる、とのことです。
ヒールトップリフトはラバーとレザー素材の三日月型でしょうか↓
つま先には無料のオプションで工房オリジナルのメタルトゥチップをつけていただきました↓
ただでさえ履き始めは削れやすいつま先に、無料のトゥチップをつけていただけるのはなんとも嬉しいですね。
シューツリー
これもトゥチップ同様、無料のオリジナルシューツリーです。
ラストとサイズに即したシューツリーですので、自分の靴に正にピッタリです。
ピッタリすぎて靴からとるのに少し力が必要なくらいです(笑)
それについてはアッパーの革も馴じんでいき、沈み込みもあると思うので履き込んでいくうちに解決されそうですけども。
その他
こんなシューズバックに入って届きました。
選択できるオーダーパターンについて
私が店舗でオーダーした当時、下記のパターンオーダーが可能でした。
デザイン
- 内羽根ストレートチップ or 内羽根パンチドキャップトゥ
私のオーダーは「内羽根パンチドキャップトゥ」です。
トゥ(つま先)の形状
- ラウンドトゥ or セミスクエアトゥ
アッパーレザー
以下からオーダーが可能です。
- Tuscany Waxed Bull hide(Italy)
- Weinheimer Box Calf(Germany)
- CF Stead Super Buck Suede(England)
- Weinheirmer Calf Hand-dyed Special Edition
それぞれのアッパーレザーで2色からセレクトできました。
私は2のワインハイマー ボックスカーフの黒色をオーダーしました。
LEATHER PORTさんの心遣いに感謝
オーダーした革靴と一緒にこんな便箋が入っていました。
中身は達筆な字での、購入に対するお礼と履き始めのアドバイスが書かれた手紙が入っていました。
それだけでなく、今回の新型コロナウイルスの影響で到着が遅れてしまったことへのお詫びということで、替え用のロウ引きのシューレース(靴紐)が入っていました。
遅れたと言っても最初に伺っていた納期より、それほど遅れていなかったですし、届くまでの間に何度か状況報告のメールもいただいていました。
こちらは待っているだけで良いのですが、恐らく職人さんや工房が中国ですので、影響や心配を一番感じていたのはLEATHER PORTさんだろうと思います。
その中でのそういった心遣い、嬉しいですよね。
まだ自宅で試着程度に履いただけです。
またもう少し履いたら記事にしたいと思いますが、まずは素晴らしい靴を作ってくれたLEATHER PORTさん、ありがとうございます!!
0 件のコメント:
コメントを投稿