革靴のひもを変えると印象が結構変わるので、その変化を楽しみたくてよく変えるのですが、今回はその中でお勧めの靴ひもを紹介します。
購入して約4ヶ月、ほどけにくいけれど、ベタつかず、かつ上品な靴ひもです。
Liriche
靴磨き職人御用達のシューケア商品企画、製造、販売を原点に活動しているブランドです。靴磨きに必要な布製品や保管用シューズバッグなどを提供しています。専属染色工場を中心に日本国内で生産されていて、布製品の縫製から加工まで行われており、品質管理が徹底されています。
京 KUMIHIMO -唐 uchi-
そんなブランドが2年の開発期間を経て辿り着いたのが、この靴ひもです。『京くみひも』という甲冑や刀にも利用される日本の伝統的な織物技術を用いて作られています。
『京くみひも』は、糸を綾に組むことで繊細な編み目と独特な伸縮性、高い強度を持っているそうです。
この特徴から結びやすさとほどけにくさを両立させた靴ひもになっています。
ほどけにくい靴ひもというと、蜜蝋などで蝋引きされたものが多く、どうしてもベタつきが気になることも。
ただこの京 KUMIHIMO -唐 uchi-は製法的にほどけにくいので、ベタつきや埃がつきやすいといったことがありません。
また、その滑らかな表面は上品なイメージを与えてくれます。
ひもの先端につけるセルは、アンティーク、艶消し黒、黒銀、銀、金、ピンクの中から選択できます。金属セルはいらない、という方は一般的なひもに採用されているプラスチックを選択すればOKです。
上下の写真のセルは『艶消し黒』です。あまり目立たせなくない方はこの艶消し黒を選択すれば、主張は控えめだけれど上品なイメージになります。
なお、このひもの太さは2mmでビジネスやフォーマルな場でよく合いますが、2.5mmと少し太い『京 KUMIHIMO -江戸 uchi-』も展開されていて、表面の凹凸が特徴で、お好みになりますがカジュアル目の靴ならこちらでしょうか。
靴の表情を変えたい、靴ひもがボロボロになってきた、そんな方は上品でほどけにくい靴ひも、京 KUMIHIMO -唐 uchi-を検討してみては?
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