と言っても、たった4ヶ月ですし、そもそもこのコロナ禍で仕事も出勤日の半分はテレワーク。実はあまり履けていません。おそらく10回ちょっと履いたかな、というぐらい。
それでも履く前と今では、靴の表情に変化が出てきました。
アイアンドレスを4ヶ月履いた感想
まずハンドソーンウェルテッド製法のためか、革靴の履き始めによく感じる硬さはありません。結構タイトフィッティングなのですが、ありがちな親指や小指が痛い、ということもありませんでした。
心地良いホールド感が最初から感じられました。
不思議なのですが、捨て寸があまりないサイズ感なのに、詰まった感もなくジャストフィットで履けています。この捨て寸感だと、今までの経験上足の指先が圧迫され馴染むまでかなり時間がかかるか、もしくは馴染まないかでした。
この靴の特徴的な木型が私には合っていたということですかね。ただ特徴的な木型ですので、合わない方もいると思います。
私もこの靴のオーダーのためLEATHER PORTさんを伺った際、同工房の別の職人さんが造る「名も無きビジネスシューズ」も試着させていただいたのですが、その靴も特徴的な木型で私には残念ながら合いませんでした。
特徴的な木型であればあるほど、合う合わないがあるのかもしれませんね。
写真で見るアイアンドレス エイジングレポート
正面から
Before
After
エイジングとは関係ありませんが、靴紐を黒色の平紐からネイビーの丸紐、金属セル付きに変えています。
エイジング的にはまだシワがついたぐらいです。エイジングして革に光沢感が出てきた、と言いたいところですが、写真の光沢感は靴クリームとワックスによるものです。
ただ革質的に手入れを怠らなければ履いていくうちにいずれは自然と光沢感のでるような気がします。
横から
Before
After
正面からと一緒ですね。シワがついたぐらいです。光沢感はクリームとワックスによるものなので、エイジングと呼べるほどの変化はありません。
斜めから
Before
After
エイジング感に関しては例のごとしですが、改めてみても踏まず部の絞り込み具合がなかなかで、私の足にフィット感を与えてくれます。この部分と小ぶりなヒール部分が足をホールドしてくれるので、とても歩きやすいです。
ソール
Before
After
これはまぁ見たままです。
つま先
工房オリジナルのメタルトゥチップのおかげで靴自体にはノーダメージです。
アッパーのシワ感
右足
左足
きめ細かいシワがつきました。
革はワインハイマーのボックスカーフ。きめ細かい革質で育てがいがあります。
さすがにまだエイジングらしいエイジングはしていませんが、履き心地、革質、磨きがい、のある靴です。もっともっと履いていきたいですね。
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