JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)のエントリーラインであるシティコレクションの1つ、BROAD Ⅱ(ブロードⅡ)をAmazonで購入しました。
購入したのは9月の下旬で、ずっと履けていなかったのですが最近やっと履けたので記事にしたいと思います。
価格的には日本で普通に購入すると、例えばBRITISH MADEさんで購入すると税別¥55,000(2019年11月13日現在)。
それが当時、税込で約¥27,000で販売されていたので迷わず購入しました!
残りわずかだったからなのか、返品商品だったのか、理由はわかりませんが安かったので良しとします。
届いた実物を見ても、特に変なところもない新品でした。
JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)
英国ノーザンプトンの自社工場で全行程を行う、1,886年設立の伝統と実績と実力のある世界に名だたるメーカーです。チーニーについては、買収や独立など、今に至るまで様々な歴史があるのですが、ググれば私よりなん十倍も詳しい方が記事にしています。
それこそBRITISH MADEさんのWEBサイトをみれば詳しく魅力が書かれています。
私もBRITISH MADEさんのWEBサイトを見て、チーニーの革靴ほしいなぁと思っていました。
ですので、気になる方はぜひググってみてください。すみません、中途半端な紹介で。
チーニー シティコレクション
私が今回購入したブロードⅡは、シティコレクションと呼ばれているシリーズの靴です。価格帯的にエントリーラインですかね。
またシティコレクションは、英国ロンドンの金融街の人々に支持されているシリーズなんだとか。
ロンドンに行ったことがないので、それについての感想は特にないですし、本当に支持されているのか知りませんが、私が気に入ったのは元々抑えられた価格と、シティコレクションに採用されている木型11028ラストです。
シティコレクションは、このブロードⅡ以外にストレートチップの「ライム」、クォーターブローグの「フェンチャーチ」などが代表的で、すべて木型は11028ラストです。
11028ラスト
チーニーの他の木型や一般的な、いわゆる英国靴のイメージと比べてややノーズが長く、個人的にはシャープでドレッシーな印象を受けます。
ただトゥは、丸みを帯びているラウンドトゥのためノーズが長めの靴が苦手、と言う方から見ても、それほど嫌みな感じには見えないのではないでしょうか。
英国靴らしさを残しつつも、少し長めのノーズとシャープでドレッシーさを感じさせる現代的な木型が気に入りました。
この辺は好みなのでなんとも言えませんが。
そんなシャープな見た目と違い、実際はメーカーの中では幅広な作り。
甲部分の幅が広めな方が多い日本人にも、比較的合うラストになっています。
というのが、一般的なシティコレクションの木型11028ラストの情報です。
ただ、日本人にも様々な足型がありますので、こればっかりは実際に履いて歩いてみないと何ともいえないですよね。
この辺の情報はまた少し履いてみてレビューができたらと思います。
ブロードⅡ (BROAD Ⅱ)
内羽根のウイングチップです。
トゥ部分のメダリオンか、それともブローグか、またはその両方か理由はわかりませんが、同じ木型を使用しているライムやフェンチャーチよりも、シャープな印象を受けます。
横から見るとこんな感じ↓
ヒール↓
素人目ですが、ステッチや縫いは綺麗で丁寧な仕上がりに見えます。
つま先のメダリオンやパーフォレーションは、とんでもなく主観で結構好みです。
ソール↓
見た目通りオープンチャネルのレザーソールです。
念のため記載しておきますが、ソールに薄く傷というかスレが入っているのは、室内で試しばきしたからです。
購入当時はもちろん綺麗な状態でした
つま先のラバーはデフォルトではなく、購入後に地元のリペアショップで補強していただきました。
ヒールのトップリフトデザインは三日月型です↑
ちなみに三日月型とは、黒いラバー部分が三日月の形に見えるためそう呼ばれています。
靴の中のサイドにはサイズやBROADⅡの文字が刻印されています。
MADE IN ENGLAND が眩しいですね↓
ソックシートは半敷き↓
そのソックシートにはブランド名やロゴが型押しされています↓
私はソックシートのロゴやブランド名が消えてもそんなに気にしないのですが、ただ経年しても消えにくいのは単純に嬉しいですね。
11028ラストのサイズ感
購入したサイズはUK5.5です。今回は私が持っている靴の中で一番多い木型、スコッチグレイン「オデッサ」ラストと比べてみます。
サイズは24.0cmです。
なお、靴自体はオデッサではなく、オデッサと同じ木型の、パーフォレーションやメダリオンのあるシャインオアレインⅣ(2770)です。
ちなみに、ブロードⅡはまだ通勤に一度しか履いていないので、とりあえずの感想です。
また、見た目の比較や実際の長さや高さの比較ではなく、あくまで履いてみた足の感触での感想となります。
全長
見た目はほぼ同じ長さです。ただ実際に履いた感触では、ブロードⅡの方がやや長く感じます。
長いと言うよりは捨て寸に余裕がある印象です。
オデッサラストではそこまで捨て寸に余裕がないのですが、ブロードⅡは適度な捨て寸がある印象ですね。
ウィズ
写真が適切な角度ではなくわかりにくいのですが、ボールジョイント部分で比べると、これもブロードⅡの方がやや余裕がある感じです。
事前に調べた情報通り、やや幅広な木型、という印象ですね。
ちなみに、全長がブロードⅡの方が長く感じるのは、ボールジョイント部分が幅広なことも関係しているのかもしれません。
甲の高さ(ボールジョイント部分)
ブロードⅡの方が低く感じます。私は割と甲(特にボールジョイント)部分が薄い(低い)です。
私が事前に調べた限りの情報では、ブロードⅡのこの部分は少し高め、だったのですが思ったよりフィット感良いですね。
やはり実際に履かないとわからないですねー。
ちなみに私の足型では、スコッチグレインは甲部分が高めな靴が多いので、靴の前部分のみにインソール(前敷き)を入れて高さを調整しています。
ブロードⅡはそういった対応は必要なさそうです。
少なくともファーストインプレッションでは。
カカト
履く人のカカトの大きさにもよると思いますが、どちらも包み込まれるようなホールド感、はないですね。。
どちらかと言うと、ブロードⅡの方が緩いですかね。
カカトが細め(小さめ)な私には、スコッチグレインのオデッサラストでも割と緩めなのですが、それよりも少し緩く感じます。
もちろんガバガバ脱げるような感じはないです。
もしかしたら履き下ろす前に、カカトの腰裏(上の写真の内側)にデリケートクリームを塗ったので滑りやすくなったのかもしれないです。
ただ少し歩きづらいので、もう少し履いてみて最初の印象が拭えないようであれば、何らかの対策を考えたいと思います。
踏まず部分
一枚目がブロードⅡで、2枚目がシャインオアレインⅣです。
踏まず部分に関しては、ブロードⅡの方がくびれていて、よりフィット感があるように感じます。
すごく絞り込まれている、とまでは言えませんがシャインオアレインⅣよりも下からの支えがしっかりとしている印象です。
一度履いてみたサイズ感としてはこんな感じです。
何度か履くとまた印象や感触も変わってくるかもしれないので、少し履いたらまたレビューできたらと思います。
それにしても安かったな、Amazonすごいな。
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