スコッチグレインの匠シリーズは良い革を使っているようで、素人の私でも磨くととても光沢感が出て、自分の磨きが上手くなった気にさせてくれる、とても良い革靴です。
●スコッチグレイン 匠(HG-0530)をアウトレットで購入した記事はコチラ
革靴のお手入れの第一歩、「ブラッシング」
最初にCollonilの馬毛ブラシでホコリ等を取り除きます。靴ひもはほどくべきでしょうが、面倒くさがり屋なのでほどくのはたまにです。。
ちなみに、この柔らかい馬毛でのブラッシングは外から帰ってきたら玄関で必ず行なっています。
クリーナーで汚れ落とし
クリーナーをクロス(布)に適量つけ全体を拭いていきます。クリーナーで汚れや古いクリーム、ワックスを取り除いていく訳です。あまり強く擦ると革に良くないのでゴシゴシやりすぎないように。
クリームで栄養補給
汚れをとったら靴クリームを塗りこみ栄養補給と補色。私はまずコロニル1909シュプリームクリームデラックス(無色)をクロスにつけ、靴に塗りこみます(下写真右)。
このクリームは栄養補給にとても優れており、革が柔らかくプルップルになります!
そのあと下の写真左のM.MOWBRAYの乳化性クリーム、シュークリームジャー(ブラック)を全体に塗り込んでいきます。
2つのクリームを塗り込むことが良いことなのかどうかは正直わかりません。
ただ、栄養補給用にコロニルのシュプリームクリーム、補色用にM.MOWBRAYのシュークリームジャー、ということで私は使っています。
なお、私は靴クリームを塗り込む際には基本的に、ペネトレイトブラシを使用しています。
このペネトレイトブラシは、ブラック用とブラウン用2つ持っていて革靴の色によって使い分けています。
手も汚れないので便利ですよ。
豚毛ブラシでクリームをなじませる
クリームを伸ばしなじませ革に浸透させるため、馬毛よりコシのある豚毛ブラシで磨きます。結構力を入れて磨きます。これだけで結構光ります。
特にシワが出来やすい甲部分はしっかりと塗り込み磨き込みます。
この豚毛ブラシも同じタイプを2つ持っています。毛はクリームの色が分かりやすいように白毛です。
ワックスで仕上げ
クリームの次はワックスで傷防止と輝きを。今回はkiwiです。
つま先とカカトに塗りこみ磨きます↓
私は側面(コバ上)にもワックスを塗ります↓
ワックスを塗り込むのは、基本的にはつま先とカカトの、芯が入っていて硬い部分のみにしておきます。
甲などよく屈折する部分に塗りすぎると、ぱっくり割れてしまうからです。
ソールのケアも忘れずに
最後にソールにもケアローションを塗って終了です↓そんなに光ってないですけど、きれいになったのでOKってことで!
それにしてもスコッチグレイン匠はよく光りますね。
ちょっと磨いただけで上記写真のような光沢が出ます。さすがの革質ですね!