6月上旬(今さらですが)、東京浜松町の会場でスコッチグレインの特別セールが開催されていたので参戦し、インペリアルブラックを購入しました。
元々欲しくて、きっかけやタイミングを探っていたのですが、セールで購入できたのはラッキーでした。
スコッチグレイン インペリアルブラック
黒への追求 という公式HPにコピーがあるようにソールの色もブラックなストレートチップです。グレードで言うと、一番上のEXECUTIVE GRADEになります。
スコッチグレインの中では、おそらく一番ロングノーズではないでしょうか。それでも野暮ったく見えず、スコッチグレインらしさの見える革靴です。
基本スペック
- 【カラー】ブラック
- 【サイズ】24.5cm
- 【ウィズ】E
- 【デザイン】ストレートチップ
- 【製法】グッドイヤーウェルト製法
- 【甲革】ヨーロピアンエクストラボックス
- 【価格】55,000円(税込)
※2022年7月19日現在
サイズ感
おそらく、この靴はスコッチグレインの中で一番ウィズが細身な木型をしているのではないでしょうか。甲も低めです。同じくスコッチグレインのオデッサも履いていますが、それよりも細く甲が低めだと思います。
そのため、オデッサよりもハーフサイズ大きいサイズを購入しました。
●オデッサ 24.0:インペリアルブラック 24.5
それでウィズも含めちょうど良いサイズ感です。
アッパーの革について
実際に見て履いた感触は、艶感のある見た目で柔らかく滑らかな肌感(革感?)です。きめ細かい革質は言うまでもなく。
使用されているのはヨーロピアンエクストラボックスという革で、2016年のスコッチグレインのブログではドイツのワインハイム社とのこと。
ちなみにオデッサ(黒)で使用されているのは、ヨーロピアンボックスという革です。
どちらもスコッチグレイン独自のランクで厳選した上質な革で、ヨーロピアンエクストラボックスはその中でより厳選された革のみを使用している、とのこと。
今でもワインハイム社の革を使用しているかはわかりませんが、今の公式オンラインショップでも欧州生まれの高級カーフで2〜3年で他社のカーフとの品質の差が出てくる、とあります。
楽しみですね。
外観を写真で
【正面】
デザインはストレートチップ。スコッチグレインの中では1番ロングノーズで細身ですが、とんがりなイメージはありません。
靴紐は平紐です。
【サイドから】
ロングノーズと言っても、スコッチグレインらしい革靴(見た目)だと感じます。何がどうとは言えないのですが、ぱっと見でスコッチグレインだとわかりますよね、スコッチグレインの靴は。
【つま先】
上記の写真だと表現できていないのですが、実際はキャップ部分はもう少し面接が広いイメージです。
写真を撮った後に靴磨きをしたのですが、とても光りやすい靴でした。スコッチグレインの靴はどれも光りやすいですけどね。比較的。
【後ろから】
特にコメントはないですが、踵の小さな穴はスコッチグレインのどの靴にもあり(たぶん)、製造工程の中で、履き口の張りを保つための釘打ちによってできる穴、だということです。
【ライニング】
写真には右上に少ししか写っていないのですが、ライニングには牛革で甲部分にはパンチングレザーが使われていて、吸湿性があり蒸れ感が軽減される仕様です。
インペリアルブラックだけの仕様ではなく、一部の靴を除きどの靴もライニングは同一仕様のようです。
結構蒸れる革靴もありますから、グレードに関わらずエントリーモデルでもこういった仕様なのはスコッチグレインのすごいところ。
結構蒸れる革靴もありますから、グレードに関わらずエントリーモデルでもこういった仕様なのはスコッチグレインのすごいところ。
【ソール】
インペリアルブラック、という名の通りソールカラーもこだわりの黒色です。
つま先部分はデフォルトでゴム素材で補強されています。
スコッチグレインのセールについて
スコッチグレインを製造しているヒロカワ製靴の特別セールは、今回は浜松町で行われました。ちなみに、今までの開催地は都内では、有楽町や池袋、秋葉原、それに墨田区本社工場で行われるガレージセール等です。
販売されている商品は大きく以下のような展開です。
※その時々によって内容に違いがあるかと思います。
※その時々によって内容に違いがあるかと思います。
- サンプル品
- 限定企画品
- 特価品
- B級品
サンプル品
サイズにレパートリーは少なく1点もの的な商品です。実際に商品にならなかった靴もありマイサイズがあれば、という感じです。
限定企画品
アウトレット店で販売されている匠シリーズやプロパー価格よりも価格を抑えた商品等です。
個人的なおすすめは、上質な革が使用されている匠シリーズと撥水レザーが使用されている型番が「R」から始まるシリーズです。
匠シリーズは3万円台で購入できる革靴の中ではコスパが非常に高く、製法はスコッチグレインと言えばのグッドイヤー、Made in Japanの丁寧な作り、上質な革、とフィッティングやサイズ感が合えば、非常に満足感のある靴です。
特価品
特別セール用に用意されたお買い得品で、浜松町セールでは確か1万円台で販売されていました。
お手軽な価格で本格的な革靴が手に入りますので、就活生、新入社員、初めて本格的なグッドイヤーウェルテッド製法の革靴がほしい方におすすめです。
B級品
そのままですが、直営店で販売されている商品に傷や汚れ等が理由で、販売できなくなった靴です。
今回私が購入したインペリアルブラックはそれにあたります。
B級品には、商品に緑の札がついています。
B級品の理由もチェックシートで示されています。
今回で言うと、右足の羽根に傷や汚れがあるということですが、私が見たかぎりどの部分なのかよくわかりませんでした。
私は今回のセールの狙いはこのB級品です。
いまスコッチグレインの靴はオンラインでもアウトレット商品が購入できるので、セール会場ならではの靴に出会えたらと。
いまスコッチグレインの靴はオンラインでもアウトレット商品が購入できるので、セール会場ならではの靴に出会えたらと。
その他
修理受付やケア商品の販売もされています。
おすすめはシューツリーです。
金額は失念してしまったのですが、4,000円台だった気がします。
今回は購入しませんでしたが、今までのセール会場で何回か購入しました。ツインチューブの木製シューキーパーです。
Amazon等でもっと安いものはありますが、会場で購入した革靴に実際に合わせて購入してはいかがでしょうか。
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